小笠原諸島

小笠原諸島

【東京都】小笠原諸島 ~独自の進化を遂げた「東洋のガラパゴス」~
小笠原諸島は東京の都心から南南東約1,000kmの太平洋上にある30余の島々の総称。
小笠原諸島は形成以来ずっと大陸から隔絶していたために、島の生物は亜熱帯の気候の中で独自の進化を遂げており、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれるほど貴重な動植物が多く生息しています。

南島の扇池

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南島は「沈水カルスト地形」という石灰岩特有の特殊な地形で「ドリーネ」というくぼ地や「ラピエ」という鋭くとがった岩が見られる父島南西沖の小さな無人島です。自然保護のため、南島の入島には、ツアーへの参加が必要。

ハハジマメグロ

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世界でも母島にしか生息していない固有種のハハジマメグロ。メジロよりひとまわり大きく、目の周りに逆三角形の黒いクマドリがあります。
森林に多く生息していますが、集落内でも見ることが出来ます。

テリハハマボウ

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テリハハマボウは、小笠原諸島固有のハイビスカス。朝咲いて夕方には赤くなってしおれる一日花です。

ココも見ておきたい!
小笠原ビジターセンター

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小笠原諸島の自然、歴史、文化を紹介する施設。小笠原諸島固有の動植物についての解説や、自然保護活動、エコツーリズムの取り組みのほか、捕鯨基地や占領地となった小笠原諸島の歴史についても学べる。

立ち寄りスポット
小笠原諸島の戦跡

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第二次世界大戦中の小笠原諸島は、島民約7,000人が本土へ強制疎開させられ、日本軍とアメリカ軍による激戦の地となった。そのため数々の戦跡がある。
戦跡のある自然保護地域への立ち入りには、原則としてガイドの案内が必要。

お土産にいかが?
島塩

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小笠原の海は、透明度が高いことで知られるが、その海水のみで作られた自然の塩。温度の違う複数の釜を使う、日本初の「登釜製塩法」で作ることにより、海水の結晶を取り出すことに成功。
クリスタルの様な輝きを放つ。丁寧に生産しているため大量生産はできず、手に入りにくいこともある。

ランチにいかが?
島寿司

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小笠原諸島で水揚げされるサワラなどの白身魚を、醤油ベースのたれに漬け、酢飯で握った寿司。わさびの代わりに和がらしを薬味に使っていて、ピリッとした辛味がたれ合う。

 

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