紀伊山地の霊場と参詣道

紀伊山地の霊場と参詣道

【三重県・奈良県・和歌山県】紀伊山地の霊場と参詣道 ~神々が住む聖地。祈りの道・熊野古道~
奈良県、三重県、和歌山県をまたぐ紀伊半島の山岳地帯にある「紀伊山地の霊場と参詣道」は2004年7月、日本で12番目の世界遺産に登録されました。
紀伊山地は標高1000m級の険しい山々が連なる地。
豊かな自然と深い信仰が結びついた祈りの道は、今なお神秘的な雰囲気が漂います。

熊野本宮大社

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全国の熊野神社の総本山にあたる熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)の中でもとりわけ古式床しい雰囲気を漂わせる熊野本宮大社。

熊野速玉大社

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熊野川河口に鎮座し、境内には神木とされる天然記念物の「ナギの木」の大樹があります。
大社敷地内にある神宝館には、1200点にものぼる国宝が保管展示されています。

吉野山

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吉野山は全国的に桜の名所として有名で、4月の上旬から中旬にかけて3万本ともいわれるシロヤマザクラが豪華絢爛に咲きみだれます。

金峯山寺

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金峯山寺は吉野山のシンボルであり、修験道の総本山。
蔵王堂は正面5間、側面6間、高さ約34m、檜皮葺き(ひわだぶき)の東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築。
蔵王権現像3体がまつられ、本尊は高さ7mにもおよびます。

金剛峰寺

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金剛峰寺は、高野山真言宗総本山の寺院。高野山は、100か寺以上の寺院が密集する、日本では他に例を見ない宗教都市である。
真言宗の宗祖である空海(弘法大師)が宗教活動の拠点とした寺であり、真言密教の聖地、また、弘法大師信仰の山として、21世紀の今日も多くの参詣者を集めている。

ココも見ておきたい!
那智の大滝

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落差133m、滝壺の深さ10mの名瀑。
三筋になって落下しはじめることから「三筋の滝」とも呼ばれている。
滝壺の近くにある御滝拝所舞台では、シブキがかかるほど近くから滝を仰ぎ見ることができ圧巻。

立ち寄りスポット
南紀 勝浦温泉

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那智山の麓にある、南紀の大温泉郷。湯量が豊富なことで知られ、大半の宿が自家源泉を使っている。
海辺の絶景を眺めつつ、ゆったり温泉に入れる宿も。多くの宿で日帰り入浴が可能。

お土産にいかが?
ごまどうふ

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ごまをすり潰してくず粉で固めたもので、タレやワサビ醤油をかけて、冷や奴で食べる。
1200年以上前、空海が日本に伝えたもと言われる精進料理のひとつ。

ランチにいかが?
エク料理

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水揚げが少なく「幻の魚」と言われた巨大魚クエだが、今では養殖ができるようになった。
刺身、寿司、かき揚げなど、様々な食べ方があるが、定番はクエ鍋。脂ののった美しい白身は、上品で深みのある味わい。

 

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