日光の社寺

日光の社寺

【栃木県】日光の社寺 ~神仏習合の聖地・日光~
日光は、8世紀後半に勝道上人による開山以来、約1250年の歴史を持つ。
世界遺産に登録された日光の社寺(二社、一寺)のうち、二荒山神社と輪王寺はこの勝道上人による創建といわれる。
日光が広く知られるようになったのは、江戸幕府初代将軍の徳川家康を神として祀るため、江戸時代の初めに東照宮が造営されてからのこと。三代将軍家光の時代からが江戸時代中期にかけて、二荒山神社と輪王寺も含め、建造物の多くが建てられ今日に伝わる。

三猿
(さんざる、さんえん)

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東照宮の神厩舎(しんきゅうしゃ)の三猿。三猿とは、3匹の猿が両手でそれぞれ目、耳、口を隠している像です。
世界的にも、"Three wise monkeys"として知られ、『見ざる、聞かざる、言わざる』という叡智の3つの秘密を示しているとされています。

輪王寺

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輪王寺の境内は東照宮、二荒山神社の境内とともに「日光山内」として国の史跡に指定され、「日光の社寺」として世界遺産に登録されている。

大猷院皇嘉門
(たいゆういん こうかもん)

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奥の院の入口に当たる門で、明朝様式の竜宮造の門は別名竜宮門と呼ばれています。
この奥に家光のお墓所がありますが、普段は閉められており、非公開ためこれより奥に行くことはできません。

日光二荒山神社

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山岳信仰の中心「日光二荒山神社」は、霊峰二荒山(男体山)をご神体とし、日光連山をはじめとする広大な神域を誇ります。

日光二荒山神社 神橋

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大谷川にかかる神橋。天平神護2年3月(766年)勝道上人一行は川を渡れずにいると、深砂大王が現れて2匹の蛇を放ち、橋を成したという伝説がある。

ココも見ておきたい!
東照宮 奥社

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「眠り猫」の門をくぐった奥にある、江戸幕府の初代将軍となった徳川家康の墓所。拝殿、鋳抜門、御宝塔からなり、かつて将軍以外は昇殿を許されなかった。
奥社の奥には、根元のほこらで祈ると願いが叶うと言われる、樹齢600年の「叶い杉」がある。

立ち寄りスポット
華厳の滝

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48の滝が点在する日光周辺で最も名高い滝。栃木県の袋田の滝、和歌山県の那智の滝と共に日本三名瀑に数えられる。
高さ97mの岸壁を一気に落下する壮大なスケールが魅力。滝壺を間近で見られる観瀑台は迫力満点で、エレベータで行くことができる。

お土産にいかが?
ようかん

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日光のキレイな水で作られたようかんは、なめらかな食感と自然な甘さが特徴。塩、栗、小倉、黒みつなど、様々な味で親しまれている。

ランチにいかが?
湯波

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もとは日光の修験者たちが食べていたとされる。日光の湯波は二枚仕上げで、一枚仕上げの京湯波よりもボリュームがあるのが特徴。
しゃぶしゃぶなど、湯波本来の味を楽しむ料理のほか、半乾燥させた湯波を巻いて揚げた巻湯波も味わってみたい。

 

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