法隆寺地域の仏教建造物
【奈良県】法隆寺地域の仏教建造物 ~飛鳥時代からの傑作を今に…~
聖徳太子は、官位十二階十七条の憲法を制定するなど、6世紀後半から7世紀前半にかけて活躍した人物。遣唐使(けんずいし)を派遣し、大陸文化の導入にも努め、特に仏教の振興に力を入れ、法隆寺を7世紀初めに建立したと言われている。
法隆寺には、金堂、五重塔、中門、回廊など、7世紀から8世紀にかけて建てられた日本最古の木造建築物がある。法起寺の三重塔を加えると、その数は11棟にのぼり、今から1300年ほど前に建てられたものが現存していることになる。
法隆寺 |
法隆寺の五重塔と金堂。五重塔は日本最古の五重塔として知られ、金堂とともに、7世紀後半の飛鳥時代に建てられた、世界最古の木造建築物と言われている。 |
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法隆寺 大講堂 |
925年、落雷により焼失。990年に再建された時、薬師三尊像・四天王像も造られた。 |
法隆寺 夢殿 |
聖徳太子が住まわれた斑鳩宮(いかるがのみや)跡に、行信僧都という高僧が、聖徳太子の遺徳を偲んで天平11年(739)に建てた伽藍を上宮王院(東院伽藍)といいます。その中心となる建物がこの夢殿です。 |
法起寺 三重塔 |
高さ24メートルで、建立時期は706年頃とされ、三重塔としては日本最古である。この塔は江戸時代の延宝年間(1673年-1681年)の修理で大きく改造され、この時、三重の柱間も2間から3間に変更されていたが、1970年~1975年の解体修理の際、部材に残る痕跡を元に、創建当時の形に復元した。 |
法隆寺中門 仁王像 |
入口の門の左右に仁王像が立っています。口を開けたのが阿形(あぎょう)像、口を閉じたのが吽形(うんぎょう)像です。 |
ココも見ておきたい! 中宮寺 |
聖徳太子の母に当たる穴穂部間人皇后のために建立された日本最古の尼寺。 |
立ち寄りスポット 法隆寺iセンター |
訪れる人々に観光情報を提供するとともに、斑鳩町(いかるがちょう)の豊かな歴史や文化に触れ合い、交流できる拠点として作られた観光案内所。 |
お土産にいかが? 中宮寺門前そば |
法隆寺に隣接する中宮寺の名を冠し、地元産のそば粉を使ったそば。そばは、斑鳩町の遊休農地解消活動の一環で栽培しているもの。 |
ランチにいかが? 大和の茶飯 |
「ちゃん袋」と呼ばれる木綿の袋にほうじ茶を入れて炊き出さし、そこに米を入れ煮て作るかゆ。 |
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