琉球王国のグスク及び関連遺産群

琉球王国のグスク及び関連遺産群

【沖縄県】琉球王国のグスク及び関連遺産群 ~交易に重要な役割を果たした独自文化の小さな王国~
標高120~130メートルの丘陵地帯にある、面積約4万 7000平方メートルの沖縄最大規模のグスク「首里城」。海外貿易の拠点だった那覇港を見下ろす立地からも、国王の威光が伺えます。

 

琉球王国は、独立国としての歴史を歩んだが、中国には朝貢(ちょうこう)して王に任じてもらいながらも、江戸時代初めには、薩摩藩の侵攻を受けて、幕藩体制の組み込まれた。
また、アジアの国々との交流を盛んに行った。そうしたことから、国際色豊かな琉球文化が生まれたという。

識名園

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王家が保養に使ったり、中国からの使者を歓待したりするために作られた、琉球王家の別邸。
明治時代に訪れた外国人教師に「識名園は宝石をちりばめた箱庭だ」と言わしめた庭園。

玉陵(たまうどぅん)

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歴代の国王や王族の遺骨が納められている。
1501年頃、三代目の王、尚真(しょう・しん)が創建したと伝えられています。

園比屋武 御嶽石門
(そのひゃん うたきいしもん)

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国王が城外に出る時に道中の安全を祈願した宗教的な場所。
この石門と周辺一帯の森のことを総称して園比屋武御嶽【そのひゃんうたき】と呼ぶ。御嶽【うたき】とは、神が降臨し鎮座する聖域のことを指す。

今帰仁城跡
(なきじんじょうあと)

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今帰仁城は規模の雄大な石垣がよく残り、地形を巧みに利用し曲線を描き、城壁のディテールは美しく、沖縄屈指の名城です。

座喜味城跡
(ざきみじょうあと)

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西海岸を見渡せる標高125mの丘の上に築かれています。
城壁は琉球石灰岩による相方積みを基調とし、アーチ門とその両脇は整然とした布積みとなっています。

ココも見ておきたい!
首里城公園

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那覇市内を見渡す丘の上にある国営公園。豪華絢爛な首里城正殿のほは、二千円札に描かれた守礼門(写真)など、琉球王国時代の建物が立ち並ぶ。
華やかな衣装の琉球舞踊を鑑賞できる日もある。日没後、城壁がライトアップされた姿も幻想的。

立ち寄りスポット
美ら海水族館

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太陽光の差し込むサンゴ礁の海から、希少な魚が住むすむ深海まで、沖縄の様々な海を再現した水族館。
世界最大級の水槽があり、ジンベエザメやナンヨウマンタなど、大型の生き物が悠々と泳ぐ姿に圧倒される。

お土産にいかが?
琉球ガラス

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第二次世界大戦後、米軍基地から出た廃ビンを原料に作られたのが始まり。今では、様々な材料や技法で作られるようになった。
ボッテリと厚みのある質感が人気を集めている。光にかざすと美しく輝く透明感のある作品が多い。

ランチにいかが?
沖縄そば

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そば麺に豚骨や鰹節でとった出汁を合せた、沖縄特有の麺料理。一般的に砂糖醤油で甘辛く煮込んだ豚肉が入っている。

 

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