姫路城
【兵庫県】姫路城 ~美しき白漆喰の城壁と不戦の城~
姫路城が現在の姿となったのは、日本の城郭建設の最盛期と言われた17世紀初頭のこと。
関ヶ原の戦いが終わり、戦乱の時代に終止符が打たれようとしていた、江戸時代初めのことだ。
以後、戦いの場とならずに明治維新を迎えた姫路城は、多くの城が新政府によって取り壊されていく中、その優美な姿から保存されることになった。
また第二次世界大戦の空襲では、姫路の市街地の多くが焼失したものの奇跡的に被害を免れた。
破風(はふ) |
天守や櫓(やぐら)の側面に張り出た小さな屋根。屋根の下には小部屋があり、鉄砲の先端を外に出し、敵に撃ちかけることができるようになっている。 |
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櫓(やぐら) |
見張りの他、敵に矢をいることを目的に、城壁の角などに設けられた建築物。矢をたくさん保管してあることから「矢倉」とも書く |
石落とし |
天守や矢倉の壁が張り出た部分から石を落とし、石垣などを登ってくる敵の侵入を防ぐ。 |
狭間 |
天守、櫓、土塀などの壁に設けられた穴。鉄砲の先端を外に出し、敵に撃ちかける。 |
ココも見ておきたい! イーグレ姫路 |
姫路城の南、大手前公園に隣接する建物。市の関連施設やレストランをはじめとした店舗が入居する。屋上展望台(5階)からは、姫路城が一望できる。 |
立ち寄りスポット 姫路城西御屋敷跡庭園 好古園 |
姫路城を借景にした池泉回遊式の日本庭園。姫路城西御屋敷庭園とも呼ばれ、発掘調査で確認された藩主の屋敷跡や武家屋敷跡などの地割りを活かしいるので、趣の異なる9つの庭園を楽しめる。 |
お土産にいかが? 姫路菓子 |
江戸時代後期、藩主の酒井家の家老が、財政再建を目的とした産業振興の一環として、和菓子作りを奨励したことがはじまり。 |
ランチにいかが? 姫路おでん |
姫路の名物として知られる生姜醤油で食べるおでん。あっさり出汁のおでんを小皿に取り、ピリッとした味の生姜醤油をつけたりかけたりして食べる。 |
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